24日(さきら)知事講演とヘレナさんとの対談
2012年12月07日
しあわせ・しが実行委員会 at 09:00 | Comments(3) | 実施報告
11月23日~24日に開催いたしました特別講演会「ローカリゼーションという希望」
スタッフからの報告を掲載していきます
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スタッフからの報告を掲載していきます
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11月24日のイベントは栗東芸術文化会館さきらの中ホールで開催されました。3連休の中日で他にもイベントが多く開催されていたにもかかわらず、都合をつけて来てくださった方がたくさんいました。
すでにローカルな取り組みを長年実践されている方々が集結し、顔ぶれを見るだけでも感激しました。私は会場の案内係をしていたのですが、入場してくる人の顔を見る度に、「今のってもしかしてあの人」という方々が次々といらしたのです。まるでオールスター戦を観戦しているようでした。
改めて滋賀の層の厚さを見せつけられた感じです。
ちなみに、嘉田知事も他の参加者と同じように正面入口から入場され、私が「おはようございます」と言うと、きちんとこちらのほうを向き、笑顔で「おはようございます」と答えてくださいました。
最初、実行委員長の鎌田陽司さんから挨拶がありました。

続いて知事による講演。
長年環境運動に関わってきた知事は、独自にローカリゼーションに行き着き、ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんと同じような考えを持っているそうです。ラダックにかつて存在した循環型の仕組みが日本にも昔存在し、滋賀にはその伝統がまだ残っている地域があることを、琵琶湖と水の循環という角度から話されました。

そして、知事とヘレナさんによる対談の時間となりました。

政治的なリーダーの多くがグローバリゼーションに傾倒している中、知事のような立場の人がローカリゼーションを支持していることにヘレナさんは感激していました。
知事も、ローカリゼーションにおける世界的なリーダーであるヘレナさんが滋賀に足を運んでくれたこと、また2014年に滋賀をメイン会場に「幸せの経済学国際会議」が計画されていることを大変喜んでいました。
今、世界的に右傾化の流れが起きていることをヘレナさんは懸念し、ローカリゼーション運動の国際的な連携が必要であることを訴えました。
知事は、行政がどう動けるか、市民と行政がどう連携して進めていくことができるかを語りました。
それぞれ立場は違うけれど社会的に大きな影響力を持つ2人がこうして対話できたことは、想像以上に有意義な時間だったと思います。まして知事のその後の展開を考えると、1週間前にこの対話が持たれたことが夢のようです。
また、その場に居合わせたメンバーがそれぞれ滋賀県内で影響力のある人たちなので、今後の展開がとても楽しみです。
座席担当 伯宮
この記事へのコメント
サブタイトルの記述ですが「グローバリゼーション」はローカリゼーションの間違いでは?
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11月23日~24日に開催いたしました特別講演会「グローバリゼーションという希望」
スタッフからの報告を掲載していきます
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11月23日~24日に開催いたしました特別講演会「グローバリゼーションという希望」
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Posted by Tadashi Shibata at 2012年12月07日 11:46
Tadashi Shibataさま
ご指摘ありあとうございます。
大きな間違いでした。修正しました。
Blog担当:北井
ご指摘ありあとうございます。
大きな間違いでした。修正しました。
Blog担当:北井
Posted by しあわせ・しが実行委員会
at 2012年12月07日 15:16

ローカリゼーションに賛同します。微力ですが応援していきたいと思っています。
Posted by Tadashi Shibata at 2012年12月07日 16:03